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  • 吉井佳代子

こめかみに注目


今日から7月に入りました。

下半期のスタート!

いかがお過ごしですか。

私は本日お休みをいただき、ピラティスで体幹を整え、横隔膜を緩め、明日からの施術のメンテナンスをしてきました。


今日のテーマは「こめかみ」。


突然ですが、目を使った言葉を並べると「目が冴える」「目は口ほどに物を言う」「一目おかれる」「目くそ鼻くそを笑う」(笑)「目は心の鏡」「目」を使った表現はたくさんありますね。

最近のサロン来店の理由として「不定愁訴」を改善したくご予約される方が多くおられます。

不定愁訴とは「頭が重い」「イライラする」「疲労感が取れない」「眠れない」「やる気がでない」など主観的に強く自覚症状はあるものの、検査をしても原因となる病気が見つからない状態を指します。これらの症状は安定しないため根本治療に乏しく、周囲の理解が得られにくいのが現状です。

私が信頼する整体師の先生によると、目の奥にある頭蓋骨のひとつ「蝶形骨」の動きが

鈍くなっているため、その中を循環する脳脊髄液の働きが鈍くなっていることが要因として考えられるようです。蝶形骨の位置は、目と鼻の奥にあり、唯一触ることができるのは「こめかみ」です。一般的に「米を噛むと動く部分」ですが、目尻と耳の上の間の凹んだところにあります。こめかみだけを強く押すことは安易で危険ですが、頭皮マッサージで徐々にほぐして緩めてを繰り返していくうちに柔軟なこめかみになっていきます。

「蝶形骨」は自律神経と内分泌の分岐点の役割を果たし、間接的に胃腸と繋がっています。

そのため、蝶形骨の動きを正すことでホルモンの促進や色々な調整機能が整っていきます。

ご自身のこめかみを触ってみましょう。固いでしょうか。ズキズキしますか。。左右で固さの違いはありますか。痛みはでますか。逆に心地良いですか。


軽めであれば、ご自身で呼吸を深めながらこめかみ付近を20回程度背泳ぎ方向でまわしてみましょう。目に潤いが生まれます。顎回リも緩みます。リラックス効果もあります。


新しい生活様式になり、どうしても表情が読み取れないことも多々ありますが、

目は心の窓とも言います、目でも物を語れるように目の周りのケアを日常に取り入れていければと思います。


「不定愁訴」で辛い方も、ぜひ一度お話を聞かせて下さい。



ご一読ありがとうございました。








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